八王子居酒屋ひとり酒
激辛料理に定評あり
JR中央線八王子駅から歩くこと約3分、みさき通り沿いの雑居ビル2階に四川料理の酒場(蜀滋蜀味)がある。
夕方どき暇そうに着飾った中年奥様連がグループで大勢入ってゆく。
コストパフォーマンスに最もウルサイ方々が団体で入るのならまちがいないかなと後についた。
大理石タイル貼り外壁に鉄の手すりの階段を上りガラス張りの入り口を入ると巨大な壁画に夕陽がそそぐ。
品書きはピータンと焼き青唐辛子と豆腐和え980円/サザエの薄く切りの東北風和え790円/四川風豚肉の薄切りニンニクソースかけ880円/甘酢味スペアリブ1280円あたりは手ごろだ。
芋焼酎のストレートと「牛のスネ、モツ、舌の四川ソースかけ」を注文した。
届いた「牛のスネ、モツ、舌の四川ソースかけ」は真っ赤なタレに真っ赤なラー油タラーリ。
薄く切ったハチノスとタンにネギとナッツがかかる。
一体と化したモツとタレは溶鉱炉のマグマとなって脳天を直撃。
没入忘我満汗冷水失神気絶仙境昇天に導く本格四川前菜だ。
決定、中華前菜の王者‼
中華は一種に凝るとずっと食べ続け、あそこが一番と決めたりする。
ワンタンはハンカチをつまみ上げたようなワンタンの山形県酒田の(川柳)が一番。
担々麺は東京・都ホテルの(四川)だが量が少なく値段が高い。
麻婆豆腐なら横浜中華街の(翠香園)が絶品。
シューマイなら横浜中華街の化学調味料や胡椒などを一切使わない(清風楼)で決まり。
中華前菜牛のスネ、モツ、舌の四川ソースかけはここに新王者を迎えたのだった。
★メニュー★
緑豆リャンフェン和え物680円
四川風豚肉の薄切りニンニクソースかけ880円
牛のスネ、モツ、舌の四川ソースかけ1080円
レバーと豚のマメ辛味炒め1780円
二階堂580円
黒霧島580円
↑牛のスネ、モツ、舌の四川ソースかけは名品
↑酒のツマミが豊富
↑料理はどれも本場の味付け
↑本格四川料理が揃い踏み
店名 | 蜀滋蜀味 |
住所 | 東京都八王子市旭町6-10第51 東京ビル 2F |
営業時間 | 11:30~15:00・17:00~23:00 |
定休日 | 無休 |
連絡先 | 042-634-8912 |
関連リンク | なし |
◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規8000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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